地方在住の大学院生
地方大学で大学院生をしています、わんわんといいます。大学院生とはいえ年齢は30代。ストレートで院に進んだ方に比べれば少し年上です。
というのも、大学に入ってまもなく発達障害の二次障害として鬱を発症し、
休学→復学→なんとか卒業するも力尽きて数年休養→「いい加減人類に貢献しろ」と諭されて院進
という経緯で大学院に通っているからです。
現在は久しぶりのキャンパスライフを謳歌しています。大学めっちゃ楽しい。
発達障害を持っている
私ことわんわんは発達障害者です。
ただ、ブログのタイトルには「ADHD」と書いてありますが、ADHDの診断はついていません。ついているのは広汎性発達障害(PDD)というASD(自閉症スペクトラム症)の仲間の診断です。
ADHDの診断こそついていないものの、主治医からは「明らかにADHDの特性を持っている」と指摘を受けています。支援においても明らかにADHD特性を念頭に置いた支援も受けています。
このブログそのものがADHD特性が爆発した結果ですね。衝動の赴くままにサーバーまで借りて立ち上げました。ちなみにドメイン名においてもばっちりADHD特性は発揮されています。
このサイトのドメインは
“curiosityadhd”=”curiosity ADHD”
はい、英語の得意な方は私の犯したミスに気付かれたかと思います。
curiosity = [名詞]好奇心
――――――
curious = [形容詞]好奇心の強い
curious person = 好奇心旺盛な人
⇩
curious ADHD = 好奇心旺盛なADHD(※当然造語です)
こういうドメインを付けたかったんですね。
ばっちり名詞と形容詞間違えました。
「ASDさん」と「ADHDさん」
そんなわけで、診断名としては「広汎性発達障害」というASDの仲間の診断がついているADHD特性も持った人間がわんわんです。一人の人間の中にASDとADHDという特性が同居してるんです。
これがまたややこしい。
自分がどちらの特性由来で困っているのかが判断しづらいんです。
なので私は「ASDさん」と「ADHDさん」が自分の中にいるものとして個々のキャラ把握をすることで特性を理解しようと努めています。ブログタイトルの「ADHDさん」は正にこの用法ですね。唐突に「ASDさん」とか「ADHDさん」と言い出したら「ああ、特性の話をしてるんだな」と思ってください。
広汎性発達障害
「自閉症、アスペルガー症候群を含む広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)」https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/shisaku/jigyounushi/e-learning/hattatsu/characteristic.html
発達障害の一つで、いわゆるアスペちゃんです(厳密には違いますが)。
空気は読めません。私にとって空気とは分析するものです。処理に多大な膨大な労力と時間がかかるためリアルタイムのやりとりはとても苦手。こういった文章でのやりとりは比較的マシです。あくまで比較的、ですが。
自分の発達特性を理解するために、便宜上「ASDさん」と呼んで理解に努めています。
細かい作業、集中力と根気のいる作業、習得した情報の整理整頓はだいたいASDさんが担ってくれてます。コツコツやるのが得意です。縁の下の力持ちですね。ただし恐ろしく頑固なので機嫌を損ねると地獄を見ます。
ADHD(注意欠陥多動性障害)
私を突き動かす妖精さんだと思ってもらえれば問題ありません(詳しくは広汎性発達障害の項目の厚労省のHPをご覧下さい)。
椅子に座ってられるタイプなので私は正確にはADD(注意欠陥障害)なのですが細かいことなので「ADHDさん」と呼んで理解に努めています。衝動的、発作的な行動はだいたいADHDさんの仕業。今まで手を出してきた趣味はADHDさんのお導きと考えています。節操なく色んなものに手を出してきました。人生の彩りも苦労もだいたいこのADHDさんが運んできてくれます。可愛いけど憎たらしい。正に猫ですね。いつか好奇心にとどめを刺されそうなところも一緒です。
衝動を飼い慣らすには放し飼いが一番
このブログはADHDさんの衝動のままに立ち上げたものです。
30年以上自分の強い衝動性に付き合っていると人間悟るものです。これはもう、放し飼いが一番であると。つまり、衝動に身を任せ同化するのが手っ取り早い。
無理に押しとどめようとしても頭の中がブログでいっぱいになって日常生活どころでなくなります。ならばもう、大人しく身を任せた方が早い。もちろんこれが他人を巻き込むことであればもっと慎重になりますが、ブログの立ち上げは他人に迷惑を掛けるものでもありません。自分の時間(とサーバー代)が失われるくらいです。
ADHDさんの項目でも言いましたが、彼女の好奇心と衝動は人生に彩りを与えてくれます。今まで見向きもしなかった世界を見せてくれる。濁流のような衝動は気力・体力(と多少のお金)を根こそぎ奪った後、経験と知識、スキルを残してくれます。彼女の気が済むまでお付き合いいただければ幸いです。
出来れば途中でASDさんに交代してコツコツ更新ができるようになるとサーバー代が無駄にならずに済むんだけどなー。